約20年ぶりにバス釣りを始めようと思い、来年小学生になる息子と釣り具を買いに行きました。
何を揃えれば良いかわからなかったので、バス釣りをしている弟や色々自分なりに調べたところ、約10万円かかりました。
今回は僕が購入したものと、親子で1からバス釣りを始めるのに必要なものを紹介していきたいと思います。
目次
◆親子でバス釣りを始めるなら約10万円は必要
結論から言うと、総額は約10万円かかりました。
理由としては、最低限必要なロッド(竿)とリール、ライン(糸)とフック(針)、ルアー・ワーム(疑似餌)を2人分揃えるのにお金がかかります。
さらに水中の状況を見たり、目へのダメージを減らす効果がある偏光グラス(サングラス)、日差しや虫から頭や体を守る帽子やウェアです。
最後に水辺で遊ぶため子供用のライフジャケットを購入しました。
以下では、僕が聞いたことや調べたことを道具別に紹介していきたいと思います。
◆バス釣りに必要なものは8つ
後から買い揃えれるものもありますが、必要な時になければ不便なため、全部揃えたところ以下の8つの道具を購入することになりました。
①ロッド(竿)
ロッドは魚と釣り上げるために必要な道具です。
ロッドの硬さによって投げられるルアー・ワーム(疑似餌)の範囲が決まるので、選ぶ際は注意しましょう。
ロッドには2種類ある
バス釣り用のロッドには「ベイトロッド」と「スピニングロッド」があります。
ベイトロッドの特徴は、リールをロッドの上につけることです。
ベイトロッドは重たいものを投げることができるので、中量級~重量級のルアーに適しています。
スピニングロッドは、リールをロッドの下につけるタイプを言います。
スピニングロッドは軽いルアー~小さいワームを投げることができ、ベイトロッドでは扱えないものを使う竿と覚えると良いと思います。
ロッドには硬さがある
ルアーやワームには重さがあるため、ロッドには扱うものに適した「硬さ」があります。
以下では、硬さと呼び方を紹介していて、下に行くにつれて硬くなります。
UL(ウルトラライト)=かなり柔らかく、細いラインや小さいワームを繊細に使う釣りに適している。
L(ライト)=ULよりはハリがあり、子供でも扱いやすい。
ML(ミディアムライト)=ライト級の硬さの中では、一番ハリがある、軽いものを全般的に使える。
M(ミディアム)=ロッドの中で、最もベーシックな硬さで、扱えるルアーの範囲が広い。
MH(ミディアムヘビー)=Mよりも硬く、重いものが投げられる。
H(ヘビー)=MHよりもさらにハリを持たせた硬さで、慣れてなければ扱うのが難しい。
XH(エクストラヘビー)=バス釣りの中で一番の硬さで、超大型のルアー投げるためのロッドなので上級者向け。
ロッドには長さがある
ロッドの長さは大人~子供まで、自分に合ったものを選ばなければ釣りがしにくくなります。
バス釣りであれば6ft(フィート)~8ft(フィート)までが主流で、ロッドの長さはft(フィート)表記になっています。
短いロッドは操作重視で、長いロッドは遠投重視だと店員さんから教わりました。
一番扱いやすいのは、6フィート6インチ~7フィートクラスの長さのロッドを探すのがおすすめです。
※1ft=約30.48㎝
※6.6ftという表記が書いてある場合は、6フィート6インチという意味です。
※1インチ=約2.54㎝です。
※6.6ftは198cmです。
1万~1万5000円のロッド3選
今回僕が購入したのは、ダイワのブレイゾンというロッドです。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ベイト ブレイゾン 6102MB
M(ミディアム)クラスの硬さで、6フィート10インチ=約2.08mありますが、実際に触った感想は軽くて程よい長さに感じました。
一番の魅力は値段です。
定価は14800円ですが、ネットなら1万円弱で購入することができます。
同じクラスのロッドであれば、
JACKALL(ジャッカル) BPM BC-610M-2
シマノ(SHIMANO) ベイトロッド ゾディアス VERSATILE バス 1610M-2
②リール(釣り糸を巻いたり投げる物)
リールは糸を巻いたり、ルアーやワームを遠くに飛ばすことができる道具です。
リールもロッドと同様に2種類ある
リールには「ベイトモデル」と「スピニングモデル」があります。
前述しましたが、ベイトモデルはロッドの上につけるタイプで、重たいものを投げるリールと覚えると良いでょう。
スピニングモデルはロッドの下につけるタイプで、軽いもの投げるリールと覚えておくと良いと思います。
リールにはギア比がある
リールにはギア比と呼ばれる、ハンドルを一回転したときの「糸巻き量」を示す表記があります。
ローギア 表記に5:1や6:1と書かれているものである。
ひと巻きで約50㎝以上巻くことができる。
ハイギア 表記に7:1と書かれているもの。
ひと巻きで約70cm以上巻くことができる。
エクストラハイギア 8:1や9:1と書かれているもの。
ひと巻きで約80cm以上巻くことができる。
リールのギア比は釣りのスタイルで分けるそうで、近場にテンポよく「撃つ」釣りは、ハイギア~エクストラハイギアを使い、ルアーなどを「巻く」時はローギアを使うそうです。
「巻く」釣りにハイギア以上のリールを使うと、「引き抵抗」と呼ばれる重みを 感じてしまうため不向きだと言われています。
リールには右巻きと左巻きがある
リールには「右巻き」と「左巻き」があります。
ベイトモデルは固定されていますが、スピニングモデルは購入してから簡単に付け替えることができます。
ベイトモデルの購入を検討している人は、選ぶ時の参考として以下の動画がおすすめです。
1万5000~2万5000円のリール3選
今回購入したリールは前述した動画を参考にした上で、ダイワのタトゥーラSVの右巻きを選びました。
ダイワ(DAIWA) リール タトゥーラ SV TW 7.3R
トラブルがなく、実際に触った感じが自分の手にしっくりきたので選びました。
同じ価格帯であれば、
ダイワ(DAIWA) ベイトリール タトゥーラ TW 100H 2019モデル
シマノ 19SLX MGL SHIMANO
③ライン(糸)
ライン(糸)は魚が当たった時の感触や、駆け引きを楽しむための道具です。
ラインには、lb(ポンド)と呼ばれる太さがある。
バス釣りで使われるのは3ポンド~20ポンドが主流で、リールに巻ける糸巻き量は80m~100mです。
スピニングリールには3ポンド~7ポンドくらい、ベイトリールには10ポンド~20ポンドまで使われるそうです。
ラインは3種類ある
ラインには3種類あり、釣り方によって変えたりするそうです。
今回は一番使われているフロロラインの6ポンドと14ポンドを購入しました。
ナイロンライン 柔らかく伸びやすいのが特徴。
「巻き」の釣りから表層系の釣りに適している。
フロロライン しなやかで強度があるのが特徴。
バス釣りで一番使えわれていて、トラブルが少ない。
PEライン 編み込まれていて強度があるが水に浮くほど軽い。
軽いので飛距離はでるがトラブルが多い。
500~2000円のライン3選
今回購入したのは、弟や店員さんおすすめのラインです。
ダイワ ライン モンスターブレイブZ 160m 14lb DAIWA Monster BRAVE Z
ラインが傷みにくく、強度があるので大型のバスとのやり取りが安心とのことだったので、購入しました。
他におすすめのラインでは、
クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 100m 14lb
クレハ(KUREHA) シーガー フロロマイスター 320m
④フック(針)
フック(針)は、ルアーやワーム食べたバスを逃がさないために大事な道具です。
フックの大きさの表記は#(番)と読む
フックはベイトもスピニングも、ワームの大きさに合わせて選ぶのが良いそうです。
バス釣りで使われるフックは主に2種類
バス釣りでよく使われるのは、マス針とオフセットフックの2つです。
マス針 様々な釣りで使われているオーソドックスな形である。
ワームに対して刺すのが簡単なので、子供でも扱いやすい。
オフセットフック ワームに針を隠すことができ、根がかりや枝などに引っ掛かる確率が大幅に低い。
300~500円のフック3選
今回購入したのは、根がかりを防ぐためにオフセットフックを選びました。
ハヤブサ(Hayabusa) FF307 TNSオフセット 5/0
ハヤブサ(Hayabusa) FF307 TNSオフセット 4/0
DECOY/デコイ Kg HOOK/キロフック ワーム17
⑤ルアー・ワーム(疑似餌)
ルアーやワームは、バスの餌となる魚を演出して食わせるために必要な道具です。
ルアーにはウエイト(重さ)がある
ルアーには、ロッドに合ったウエイトがあるため、スピニングであれば小さいもの、ベイトであれば手に取って重みを感じる程度のものを選びと良いそうです。
ワームは主に5種類のリグ(使い方)がある
ワームには、その時その場所にリグ(使い方)があるそうです。
ノーシンカー シンカー(重り)をつけない使い方。
ワームが底まで落ちる速度が遅いのでスローにバスを誘える。
ネコリグ 昔にとあるバスプロの方が発案して「ねこそぎ釣れた」ことから生まれた使い方。
ダウンショット 重りを下につけてワームを浮かせた状態で使えるリグ。
スプリットショット シンカー(重り)との位置を離して、ワーム本来の重みで沈ませることでバスを誘う使い方。
キャロライナリグ スプリットショットよりもシンカーを重くした使い方。
主にベイトで使うことが多く軽いワームを遠くへ飛ばせる。
500~1000円のルアー・ワーム3選
動かし方などは難しいとのことなので、初めのうちは巻くだけで簡単に釣れると言われているワームを購入しました。
GaryYamamoto ゲーリーヤマモト ハートテール 5inch GaryYamamoto HEART TAIL
巻くだけでテール(しっぽ)が勝手に動いてくれるので、初心者でも簡単に使うことができるそうです。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) ルアー 4インチ グラブ
子供用には適度に重さがあり、ハートテールと同じく巻くだけでバスを誘えるグラブを購入しました。
ゲーリーヤマモト イモグラブ 50mm 約5.7g
こちらも子供用に投げやすいとおすすめされたので購入しました。
グラブのテールが切れたもの使ったところ、釣れたことから製品化されたそうです。
⑥偏光グラス(サングラス)
偏光グラスは、水面の反射を抑えて水中の様子を見ることができるサングラスです。
偏光グラスは水面の反射を抑える
水中の様子が見えると、沈んでいる木などについたバスを狙うことができるのと、根がかりのリスクを減らすことができるそうです。
不意な事故から目を守ることができる
バスをキャッチする時や引っかかった針を外した時に目を守ることができます。
プロの方でも使っているので購入しました。
10000~30000円の偏光グラス3選
今回購入したのは、次元というメーカーの偏光グラスです。
デプス 次元 PAINTENSE G/BK EG/BL
価格は30000円もしましたが、自分の顔に合うものだったので、納得して購入しました。
価格の安いものもありますが、目が疲れてしまったり、顔にフィットしないと使いにくいそうです。
他にもおすすめのサングラスがあったので紹介します。
サイトマスター キネティック グロスブラックフレーム Sight Master
Zeque(ゼクー) CAVARO カヴァロ
⑦帽子
帽子は任意ですが、日差しが強い日には特に必要と考え購入しました。
偏光グラスとの相乗効果が期待できる
日差しから目元に影をつけることができるので、偏光グラスの効果が高まり、より水中が見えやすくなると言われたので購入しました。
熱中症や頭部に対する事故を防ぐ
暑い季節には熱中症対策にもなりますし、サングラスと同様に針や虫から頭部を守ることができるので購入しました。
3000~5000円の帽子3選
今回購入したのは、ニューエラタイプのつばが大きい帽子です。
シマノ(SHIMANO) フラットブリムメッシュキャップ
つばが大きいので日差しがに当たる範囲がなくなるので購入しました。
メッシュタイプになっているので通気性がよく、これからの時期にはぴったりだと思います。
他に悩んだのは
アブ フラットビルキャップ Abu Flat Bill Cap
マズメ(MAZUME) FLAT CAP デニムII
⑧ライフジャケット
ライフジャケットは水辺で遊ぶ子供用に購入しました。
安全に楽しく釣りをすることができる
水辺での遊びに不慣れな子供のためにライフジャケットは必須だと思います。
着用していれば、「ちょっと目を離したすきに」ということがあっても安心なので、親子連れの方は絶対に購入したほうが良いと思います。
2000~10000円のライフジャケット3選
今回購入したのは、ジュニアフローティングベスト Sサイズです。
ジュニアフローティングベスト Sサイズ
デザインが良く、着た後に固定できるのでおすすめです。
他に悩んだのが、
CE認証取得済 ライフジャケット フローティングベスト 子供用
FINE JAPAN(ファインジャパン) ジュニアフローティングベスト
◆まとめ
今回購入した合計は約10万円でしたが、人それぞれの好みや合う合わないにも左右されると思うので、一概にこれだけかかるとは限りません。
これから親子でバス釣りを始めるお父さんに向けて、参考になれば幸いです。
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