楽天が新規参入の”携帯キャリア”価格・サービス・新機種は?

どうも、通信費に家計を圧迫されている社畜です。

さて、2017年12月14日、楽天が国内で第4となる携帯キャリア事業に新規参入すると発表しました。

元楽天ショップ運営者としては(あんま関係ない)ちょっと気になったので、現時点で出ている情報をまとめてみました。

 

楽天の新しい”携帯キャリア”とは?

国内第4の携帯キャリアへ

2013年以来、国内の携帯キャリアはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社寡占状態が続いてきましたが、ここに新たに”楽天キャリア”が加わるということなります。

本格的な参入時期は2019年を予定しているそうで、そのために2018年1月に総務省へ申請を行うことが決まった、というのが現在の段階。

以下、楽天のプレスリリースから引用します。

当社は本日開催の取締役会において、第4世代携帯電話システム(4G)用周波数(1.7GHz帯及び3.4GHz帯[1])について、総務省の割当受付開始後に、その申請をすることを決議しましたので、お知らせします。同省から同周波数の割当が認められた場合、当社グループは、移動体通信事業(Mobile Network Operator、以下MNO)を新たに開始することになります。

引用:https://corp.rakuten.co.jp

 

 

楽天モバイルとの違いは?

楽天は2014年に格安スマホ”楽天モバイル”のサービスを開始しています。

格安スマホは安価なサービスで利用者が急増していますが、反面、大手通信業者の回線を間借りしてサービスを提供するため、使用できるデータ量が少なく、回線混雑時に通信速度が低下するというデメリットも抱えていました。

楽天モバイルもドコモの回線を借りて提供されているものです。

楽天の”携帯キャリア”の申請が受理されれば、この通信料の制限というネックを克服し、既存3大キャリアと並ぶ品質のサービスを提供できる、まさに第4キャリアが誕生することになります。

楽天モバイル = 安い・容量少ない

楽天新キャリア = 価格帯は幅広く・大容量にも対応可

ということですね。

 

月額費用は?

2017年現在、既存キャリア3社の携帯料金はこのようになっています。

※通話最安プラン・インターネット通信料・定額2GBプランの組み合わせで比較

NTTドコモ  5,940円
KDDI      5,940円
ソフトバンク 5,940円

上記を見ると明らかに3社申し合わせたかのような価格帯になっていますね。笑

第4の携帯キャリアについてはまだ正式に発表されていませんが、楽天の三木谷社長は「より快適で安価なサービスが提供できるように頑張ります。」とTwitterで発言しています。

このことから、上記3大キャリアと同等かそれ以下の価格帯でサービスが提供されるのではと予想しています。

個人的には、サービスの質が著しく低下しないのであれば、どんどん価格競争していただきたいと思っています。

 

通信速度などサービス面は?

通信速度・容量

上でもちらっと触れましたが、現在楽天が運営している”楽天モバイル”はMVNO、つまり他社(楽天モバイルの場合はNTTドコモ)の通信インフラを借りて音声データや通信サービスを提供する事業者形態となります。

そのため、料金プランは安いものしか設定できない(大容量プランを出しても対応できる通信容量を抱えていない)という弱みがありました。

対して、楽天の新たな”携帯キャリア”は、総務省から周波数を新規割り当てしてもらうことになりますので、通信速度などインフラのレベルとしては既存3社と同等のものになります。

つまり、普通に4G回線を十分な量使用できるプランを設定できるということ。

具体的に第4のキャリアが楽天モバイルと違う部分を挙げると

動画視聴を多用できるプランが登場する
混雑時に通信速度が遅くならない

といったものとなります。

 

その他サービス面は?

現段階では特に確定情報がないので、あくまで推測と期待になりますが、楽天の強みは何より世界に9000万人以上存在する楽天市場含めた各サービスの会員網です。

その会員たちが喜ぶもの、といえばやはり楽天市場などで電子マネーとして使える楽天スーパーポイントではないでしょうか。

すでに楽天カードや楽天モバイルなど各サービスでも連携されており、新たに誕生する”第4のキャリア”でも連携される可能性は高いんじゃないでしょうか。

特に近年ECショップ市場ではamazonが大躍進してきましたので、楽天市場のユーザー囲い込みを狙いたい楽天側としては自然な流れだと思います。

楽天キャリアを使用 → 楽天スーパーポイント付与 → 楽天市場で買い物に使ってね!

という筋書きですね。

以上、現段階で判明している情報を基に予想を混ぜながら書きましたが、三木谷さんの事ですので、この他にも我々ユーザーにメリットのある独自のサービスを打ち出してくれるんじゃないでしょうか。

取り扱い機種は?

2017年現在の時点で取り扱い機種などの発表はされていませんが、楽天モバイルで取り扱いがある、

HUAWEI
honor
arrows
ZenFone
AQUOS

などのシリーズに加え、

Xperia
Galaxy
iPhone

などもラインナップされる可能性もあるとすれば、4社間での競争がますます激しくなるかもしれませんね。

このあたりは今後の続報に期待です。

まとめ

現時点で分かっていることとしては、

  • 2019年に楽天が第4の携帯キャリアを開設する
  • 既存3社と同じ4G回線の通信インフラを独自に持つことになる
  • 価格帯など未定だが、「安価なサービスにする」と三木谷社長が発言した

こんな感じでしょうか。

まだまだ未定なことばかりなので、多少フライング感のある記事になってしまいましたが、続報が出次第、新しい記事を書きたいと思います。

 

 

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