3.11に起きた東日本大地震や熊本地震などの災害派遣時の活躍がメディアなどで取り上げられてから国民の支持率が上がり続けている自衛隊。
日々の訓練で鍛え抜かれた肉体や強い責任感はプライベートの面でも発揮されることでしょう。
1.自衛官と結婚するメリットは5つ
特別職国家公務員という位置づけの自衛隊。
公務員であることから収入は安定していますし訓練で鍛えた体に惚れ惚れする女性も少なくないと思います。
以下では自衛官と結婚するとどんなメリットがあるのか紹介します
メリット①20代で年収約400万円と安定している
高卒から入隊して20歳~
その間に階級が上がり、ボーナス等もあるので25歳~29歳は約400万円の年収があります。
多いと思うか少ないと思うかは人によりますが自衛隊地方協力本部が発表している民間企業の全国平均で見ても自衛官の方が上回っています。
内閣府が発表している婚姻率を見ても近年では20代後半~
メリット②出張等がない限り週休2日は確約されている
職種によってシフト勤務の場合もありますが、自衛官は基本的に週休2日制です。
土日が勤務の場合でも代休を必ず取らせてもらえるので貴重な新婚生活も一緒に過ごせる時間を確保できます。
メリット③大型連休日数は民間の約1.5倍多い
自衛隊の大型連休はかなり熱いです。
民間企業などでは基本的に暦通りの日数であったり多くてもプラス2~
2019年4月から有給休暇の取得が義務化されましたが自衛隊の場合は連休の場合、
なぜこんなに長く取れるのかと言うと、自衛隊の休暇は前半組と後半組に分かれていてそれぞれ必要な人員を確保した上で取得するので通常より日数を多くすることができます。
僕の体験談でいうと、
と言った状況が何度もありました。
上記のように大型連休中に遠い所への旅行の計画や帰省も自衛官であれば十分対応できます。
メリット④訓練等で家を離れるため一人の時間が増える
自衛隊は年に数回訓練のため1週間~
期間は人により異なりますが、訓練がない自衛官はいません。
そのため、離れている期間寂しい気持ちもあるとは思いますが、ポジティブに考えれば日頃の家事や食事など負担が減ります。
連絡さえ取れればいいと思える方は、
メリット⑤ 官舎という公務員宿舎の家賃は3LDKで最大3万円で住める
結婚をするということは一緒に住むところを探すことになるでしょ
アパートなどの賃貸や家を購入したりとお金がかかると思いますが自衛隊には官舎という規則で定められた専用の居住場所があります
間取りはさまざまですが、
部屋の状態は選ぶことはできませんが極端にボロいという事はなく家賃も一般的な賃貸と同じ間取りで比較しても半額ほどで住むことができます
多くの自衛官の方は官舎で暮らして生活費を節約し夢のマイホームを購入される方がほとんどです。
夫婦2人となれば子供ができるまでにかなりの貯蓄が見込めますの
2.自衛官と結婚するデメリットは4つ
上記で自衛隊のメリットを紹介しましたが良いことばかりではないのが現実のようです。
以下では、自衛官と結婚するデメリットを紹介します。
デメリット①災害派遣などで休みがなくなることがある
自衛隊の主たる任務は国民の負託に応えることです。
国内での有事の際には、身を挺して出動しなくてはなりません。
その期間は決められておらず何週間も帰ってこれないことも十分に考えられます。
実際に僕が経験したのは、翌日から夏季休暇を控えた金曜日の仕事が終わる2時間前に会議が始まり、
その日は、何事もなく仕事が終わり実家に帰る準備をして出発してから30分後に電話がきてトンボ帰り。
それから2.3週間実動勤務となりました。
旅行や飛行機の予約をしていようが仕事となれば誰も文句は言えま
自衛官と結婚するということは上記のような事も受け止めなければなりません。
デメリット②一人の時間が多い反面、家事や育児の負担が増える
前述した、
一人の時間が増えるということは、
子供が生まれて間もない時期であっても関係ありません。
ストレスから喧嘩の原因になり離婚してしまう家庭もあると聞いた
デメリット③官舎に住むと奥様同士の人付き合いが面倒である
家賃が安く基地から近いというメリットがある官舎ですが当然、
僕が自衛隊時代に聞いた話では、どこにもいるような奥様の中にもドンと呼ばれる方がいるようで付き合いが面倒と感じることもある
しかも自衛隊には年に数回行事ごとがあるので、
良い話では家族ぐるみで仲が良かったのですが、
奥様同士のお付き合いが面倒な方は官舎に住まない方が良いかもし
デメリット④ 人によっては転勤が多いため一つの土地に留まることが少ない
転勤族と言われる自衛官は、3~5年を基準に転勤があります。
人によっては色々な地方に行けると喜ぶ方もいるとは思いますが実際は苦労の方が多いようです。
転勤が多いという事は、その土地の長く住むことができないためマイホームを建てる計画がなかなか進められないということもあり
マイホームがない場合は帯同として一緒に地方を回れますが、ある場合は単身赴任という形になるでしょう。
週末に帰ることも可能ですが、交通費がかなり痛いという話もよく聞きました。
単身赴任手当は最低3万円程度が支給されて距離によって金額が異なります。
頻繁に帰省しない方は得をすると思いますが、毎週帰るとなると厳しいと思います。
マイホームを建てるタイミングもよく考える必要があると思いました。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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